目先の損得勘定だけでは損をする
自分にとって得になるもの、損になるもの。考えることは非常に大切なことです。しかし、目先の損得勘定に縛られて行動しすぎてしまっては人生トータルしで損をしてしまうと思っています。(宗教的といわれてしまってはそれまでですが)しかし実際そうです。
こんなことを言うと
得になることだけしていれば損はないとおっしゃる方もいらっしゃいます。
確かにそうです。
ですが、それは極論であって、損をする場面をすべて回避できる場合に限ります。
人生のなかで、一度も損を経験しないということはありません。そんな人がいるとしたら投資家にでもなるべきだと思います。
ビジネスというのは基本的に周期が存在します。
わかりやすく言うと、利益を出せる月と出せない月がでてくるのです。
飲食の業界、物流の業界、エンジニアの業界などどんな業界にも繁忙期はあり、閑散期もあります。こういった流れの中にいると損する、いわゆるキツイ時期を経験するときが必ずきます。
前置きが長くなってしまいましたが、言いたいことはズバリ
人を助けるときは損得勘定をするな!
普段から周りの人間に自分に多少損なことであっても力になってあげることができていれば、自分が大きな損をしてしまうときに周りの人が力になってくれます。また、それは一度だけとは限りません。人との繋がりをもつこと、大事にすることはビジネスの中では大事なのです。
こうして目先の損得勘定しかない人は人生トータルとしてみたら損をしてしていると私は考えます。むしろ、抑えられる損を最小化できなくなってしまいます。
これは、仕事でも同じことが言えます。
目先の利益だけを考えて、雑にパパっと仕事をしていていればその場しのぎにはなるかもしれません。損することはないかもしれません。しかし長期的にみると口コミで悪い評判が広がりもちろん仕事が入ってこなくなります。また一度悪い評判がついてしまってはなかなか払拭はできません。信用を作るには長い時間が必要ですが、信用を失うときは一瞬です。
その為に最初は利益を気にせずに赤字になる覚悟で一生懸命仕事をすることが大事になります。「一生懸命頑張ること」は古臭くて、ドンくさくて、泥臭いことかもしれません。傍から見たらダサいかもしれません。今の若い人たちはもっとスマートに立ち回ることを優先するかもしれません。
しかし、一生懸命仕事をして「いいもの」を作ることで信用ができてくるのです。
信用さえあれば、資本主義社会のなかでは自然と利益はいくらでも後からついてきます。
このように、目先の損得勘定だけで行動することは気をつけ、長い目でみて行動することに心がけてみてください。
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