仕事の仕方フレームワーク
現場に出てみると様々な開発の流儀があります。
ウォーターフォール型開発、アジャイル型開発、プロトタイプモデル型開発等々..
全体の仕事の仕方はそういった流儀のな流れに沿って進めれば問題ないと思いますが、
肝心なのは自分にタスクが振られた時にどうそのタスクを解消するのかです。
仕事の仕方について書いてある啓発書を読むのもいいと思いますが、ここではそんな時間ないよ!って方のために私なりの仕事の進め方をフレームワーク、つまり型にはめて説明することにします!
一つのタスクを消化する流れとしては以下の通りです。
1.タスクの最終目標を再認識する
2.タスクを細かく段階分けし直す
3.個々の小さなタスクの期限を切り直す
4.個々の小さなタスクに関してのリスク、必要なコトを洗い直す
具体例で説明したいと思います。
先輩上司に親会の企画を任されたとします。
1.タスクの最終目標を再認識する
懇親会の目的を考える。
「上司と新入社員がコミュニケーションを取れる場にする」
2.タスクを細かく段階分けし直す
– a.懇親会の出席人数を把握する
– b.お店のリサーチをする
– c.お店を予約する
– d.全体に懇親会の連絡をする
3.個々の小さなタスクの期限を切り直す
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4.個々の小さなタスクに関してのリスク、必要なコトを洗い直す
a.懇親会の出席人数を把握する
出欠をとるためには全体にメールを送信し、各個人から返事を待たなければなりません。
なのでこのタスクは1時間で終わることではないですよね?
中にはすぐに返事を返してくれない方もいらっしゃいます。
そんな方を考慮した上でバッファーを見積もると、2日間を見積もっても良いと思います。
また、2日経っても返事をしない方がいるかもしれないので1日経った段階で更にリマインドメールを送信するなどすると気が利いてるかもしれませんね!
b.お店のリサーチをする
参加人数を把握したら、懇親会にあった雰囲気のお店を探さなければなりません。
この時に懇親会の目的である「上司と新入社員がコミュニケーションを取れる場にする」を
忘れない様にしましょう。新入社員が固まって話をしない様立食形式のお店でも良いかもしれません。他のお客さん方の声がうるさくない様なお店が良いでしょうなどなど、考えられるリスクを想定しそれを回避できる様なお店を選びましょう。
c.お店を予約する
予約する段階で、そのお店が予約できるとも限りません。
ここで浮かび上がってくるのは、予約できなかった時のためにお店のリサーチ段階で複数のお店の候補が必要だということがわかりますよね!
また、電話で予約した際にすぐ返事が返ってくるとも限りません。
「大人数のご予約なので明日お店の方からご連絡いたします。」なんてこともざらにあります。
そういったリスクを踏まえて2日は見ておいた方がいいかもしれませんね!
d.全体に懇親会の連絡をする
これは全体にメールを送るだけで済んでしまうタスクなので、メールの文章を考える時間、見直す時間を踏まえて二時間程度で良いと思います。
以上を踏まえた上で、懇親会の企画をするというタスクを消化するのにかかる時間は
およそ5日間ほどですね!
なので、一週間前ほどから前もって作業に取り掛かった方が良いことがわかります。
裏を返せば、一週間前までは手をつけなくて良い作業とも言えるのです。
この様に自分のタスクを細かく整理することによって間に合わないという最悪の事態を避けることや
タスクの抱えすぎで気持ち的に押しつぶされそうになることがなくなります!
まとめると、
個人の仕事の消化の仕方の簡単なフレームワークは
1.タスクの最終目標を再認識する
2.タスクを細かく段階分けし直す
3.個々の小さなタスクの期限を切り直す
4.個々の小さなタスクに関してのリスク、必要なコトを洗い直す
となります。
どうでしょうか? 一見当たり前な様でできてない人が意外といらっしゃると思います!
これを機に、自分の仕事のやり方を考え直してみるのもいいかもしれませんね!
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